新聞や雑誌等で取り上げられた書評や記事を掲載しています。
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| ○へんな古代生物 |
| 岡山日日新聞 2月3日付 |
フタバ図書MEGA青江店のおすすめ
遥か昔、地球が誕生したころから、生命はさまざまな進化を遂げ今日に至っています。中でも、今では絶滅した古代生物は面白い特徴を持っていました。
例えば、カンブリア紀のアノマロカリスは当時の生物のほとんどが10センチにも満たない中、2メートルものサイズでした。また、白亜紀の空の王者プテラノドンはカッコイイ姿の滑空の一方で、地上では4足歩行でのろのろ歩きだったのです。
さまざまな生物を調べていく中、著者は一つの結論に達します。『古代生物って面白いし、何よりヘンだ』そう、私達の常識では測れない不思議を古代生物は持っていたのです。
「顔面ブーメラン」「歩きまわるクジラ」など、それぞれの生物に著者が付けたコメントにも驚かされます。キモい、デカい、意味不明な、不思議満載の1冊です。(専門書担当・高橋和也) |
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| ○笑う英会話 |
| オレンジページ 7/17日号 |
参考書や教科書に載っている 笑う英会話
「サイモンは影が薄い」「窒息させる気か!」「クビだと言われてキレた」「全身生傷だらけだ」「彼は眠っているゴリラを悩まし続けた」「猿はさしあたり警察に預けられた」……。これ、何だと思います? じつはごく普通の英語の参考書や辞書に掲載された例文なのです! どんな状況? いつ使うの!? そんな疑問渦巻く脳髄を、編者二人の爆笑ツッコミとハジけたイラストが、さらに揺るがします。さあ、Let’s study! |
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| ○地獄のドバイ |
| 週刊朝日(2008.6.13) |
中東の奇跡 ドバイ、ヤバい?
アラビア半島の高級リゾート地として、世界中から羨望のまなざしを集めるドバイ。だが、その裏側には、日本人が知らない暗黒面が隠されていたようだ。『地獄のドバイ 高級リゾート地で見た悪夢』(彩図社)の著者、峯山政宏氏(29)にドバイの「ヤバい」実態を語ってもらった。
峯山氏は、「ドバイ・ドリーム」を夢見て07年5月に渡航した。現地の肥料会社に就職するものの、数ヵ月後に突如会社が倒産。労働ビザがあるにもかかわらず「不法滞在」の烙印を押され、アブダビ中央拘置所に4日間拘留された。著書『地獄のドバイ』は、一連の理不尽な体験を語ったものだ。
観光客の目にはきらびやかに映るドバイだが、「出稼ぎ労働者」の視点からはまったく違った面が見えてくるのだという。
○働かないUAE人
ドバイのあるアラブ首長国連邦(UAE)の人口は410万人ですが、実はその約8割が外国人労働者。ドバイの繁栄は外国人の汗によって支えられていると言っても過言ではありません。
UAEの人たちは企業の経営や外国企業への名義貸家、株式投資、不動産の売買などで儲けており、汗を流して働いている姿はほとんど見られません。
街中では、若者たちが平日の昼間から高級なショッピングモールで買い物を楽しんだり、スターバックスでコーヒーを飲みながらダラダラと過ごしている姿をよく見かけました。日本でハメタボリック・シンドロームが問題になっていますが、ろくにスポーツもしないUAE人のほうがよほどおなかが出ていました。
○夏は国外逃亡するお金持ちたち
リゾート地と言うイメージがあるものの、過ごしやすいのは冬だけ。ドバイの夏はひどいときには気温50度、湿度は100%という殺人的な暑さで、熱射病と熱中症で多くの人が病院に担ぎ込まれます。夏にフライパンの上に卵を割って外に置いてみたら、1時間ほどで目玉焼きになりました。
お金持ちのUAE人たちの多くはヨーロッパやカナダに別荘を持っていて、夏の2ヶ月間ほどは会社も休眠状態にしたり、外国人マネージャーに任せたりして「逃亡」しています。残された労働者たちには、ドバイはまさに「地獄」そのものの環境です。
○劣悪な条件で働かされる出稼ぎ労働者たち
「ドバイ・ドリーム」を求めてやってくる出稼ぎ労働者は、インド人、パキスタン人、アフガニスタン人、ソマリア人など多国籍で、パスポートのない不法入国者も相当数います。
しかし、彼らの「夢」は多くの場合、すぐに打ち砕かれます。建設現場の作業員の場合、もらえる賃金は日給でたった5〜10ドルほど。不動産の価格が上昇しているため部屋も借りられず、一つの部屋を数十人がシェアして住んでいることもあるようです。
不法入国者の場合、待遇の悪さに業を煮やして経営者に不満を言っただけで警察に連絡され、劣悪な環境の拘置所に送られてしまう。不法入国と知って雇っていた側にはお咎めなしです。
一概には言えませんが、外国人労働者などは「モノ」同然に扱われる例が多い。
ドバイは豊かだと聞いて出稼ぎに来たのに、「こんなはずではなかった」という恨み節をよく聞きました。
○「男子校」状態で痴漢の被害も
出稼ぎ労働者のほとんどは建設現場などで働く男性のため、人口比で計算するとUAEの男女比はおよそ8対2くらい。ほとんど「男子校」にいるのと同じですね。こんな不自然な環境にいる成果、出稼ぎ労働者の間では同性愛に走る男性もかなりいます。
私の友人のフィリピン人男性も風呂を除かれるなどの被害にあっていましたし、私もパキスタン人のタクシー運転手にいきなり股間を触られるなど、生まれて初めて痴漢に遭いました。
○手抜き工事が横行
建設ラッシュが続くドバイですが、現場の作業員は、ほぼ100%出稼ぎ外国人。彼らは低賃金で働かされて不満がたまっている上、UAE人の経営者はほとんど現場に出てこない。
こうした理由からか、ドバイでは手抜き工事が横行しています。水道管の破裂などは日常茶飯事ですし、私の会社の社長の家も、新築だというのに、ひび割れや傾きがありました。
ドバイでは現在、一説には地上162階、高さ800メートル超になるといわれている、完成すれば世界一の高層ビル、ブルジュ・ドバイを建設中ですが、現場で働いているのはやはり外国人労働者。地震がない国とはいえ、心配になります。
06年3月にはブルジュ・ドバイの建設現場の外国人労働者たちが劣悪な待遇に怒り、建設用銃器やオフィスのぱそこんをはかいするなどの暴動を起こしました。
ほかにも、最近になって高層ビルの工事現場で火災が発生したり、渋滞中の幹線道路で200台の車が燃え上がるなど、原因不明の事故が頻発している。表向きは治安がよいと宣伝されているドバイですが、労働者の「不満」が爆発したとき、大きな混乱になるのではないでしょうか。
○不動産バブル崩壊で滅亡の危機も?
ドバイの不動産価格は近年急上昇を続けており、家賃も年間30%〜50%といううなぎのぼりになっています。
しかし、コレラの不動産売買はマネーゲーム目当ての投機がほとんど。ドバイは1千万人規模の都市を建設していますが、人口およそ140万人の小さな首長国にそのような施設を造ること自体、何かがおかしい。
また、人口が増えて地下水のくみ上げがこれ以上増加した場合、塩害が起きて植物が育たない土地になる恐れも指摘されています。この点でも、発展には上限があるのではないかと思えてしまいます。
一度、UAE人の社長に日本のバブル崩壊の例を説明して警告したことはありますが、「それは日本だから起こったんだろ」と、真剣に取り合ってはもらえませんでした。
いつか、ドバイが「砂上の楼閣」のように滅亡する日が来ないか、心配でなりません。
構成 本紙・小泉耕平
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