[内容]
・信長が最も恐れていた北畠具教の生涯
・大雨によって存亡の危機に立たされた汲川原村の住民たちの戦い
・中国は宦官（中性）によって支配されていた
日本と中国の歴史の中に生きた人々の姿を三本の短編小説で描く。

[著者略歴]
1956年、大台町に生まれる。1974年、県立相可高校、1978年、立命館大学経営学部卒業。
学生時代に、牛乳配達、大工、ラジオ大阪、ラーメン職人など25、26種のアルバイトを経験する。
楠小、楠教委派遣会社教育主事、安濃小、宮前小、青陵中、大台中、大台町教委派遣社教、宮川小を経て、柿野小に至る。
1991年三重県文学新人賞受賞。中学生道徳副読本「道しるべ」執筆。