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書籍情報

僕たちはなにかの痕跡を探すように、空を見上げた。

風景をまきとる人

麻里布 栄著 

マリフ サカエ 

ISBN4-88392-478-5 C0193 496頁
(ISBN9784883924783)

発売:2005-05-20 判形:文庫 1刷

本体780円+税(税込842円)取扱終了

(在庫は2019/01/18 11:14:31の状況です)
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風景をまきとる人

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[著者略歴]
1959年生まれ。フリーライター。
本作が初めての小説作品。

[内容]
1985年。東京の春は、二週間一秒も降りやまない雨で始まった。
大学を卒業したもののとくにやりたいこともなく、流されるまま三流出版社のアイドル誌編集部に就職した「僕」の心にも、どんよりと雨雲が垂れかかる。そんな最悪の社会人デビューに追いうちをかけるようにやってきたのが、エロ雑誌への配属変更と、頭のおかしな同僚・油尾の出現だった。持病の発作のせいで高校を中退し、皿洗いのバイトをしていた彼は、ある日「霊感のようなものに打たれて」その仕事を辞めた。そうして「愛情でしか勃起できないようになる」修行のためにエロ業界を志望したという。一見「レゲエの人」と間違えそうなこの変人のせいで、「僕」の憂うつな気分はますますひどくなっていく……。