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書籍情報

戦争に負けた後、日本人はどのように生きたのか

終戦直後の日本
教科書には載っていない占領下の日本

歴史ミステリー研究会編 

レキシミステリーケンキュウカイ 

敗戦から主権回復までの7年間、何があったか?

ISBN978-4-8013-0077-4 C0021 224頁

発売:2015-05-22 判形:B6 6刷

税込591円(本体537円+税)品切れ

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終戦直後の日本<br> 教科書には載っていない占領下の日本

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[内容]
敗戦はすべての日本人を窮状に陥れた。
生きのびるために必死な人々は路上や洞窟で暮らし、ヤミ市で食べ物をあさる。その隣では「鬼畜」と呼んでいた米兵が闊歩し、チョコレートを配っていた。過去の秩序や価値観がひっくりかえった時期でもあった。
現在と比べるとあらゆるものが劣悪だったにも関わらず、ある意味では活気にあふれていた日本の様子を、人々の生活・混乱・文化などさまざまな面から紹介。1952年の主権回復までの軌跡をたどる。

[目次]
1章 戦争の後始末
玉音放送のあとに行われた特攻
戦闘機の墓場になった厚木飛行場
がれきの処理に使われた戦車 ほか

2章 生きるための戦い
薬局で買えた覚せい剤「ヒロポン」
国会議事堂前の畑でサツマイモづくり
粗悪な食品に飛びついた人々 ほか

3章 勝者と敗者
戦後初のベストセラーは『日米会話手帳』
幻に終わった日本分割占領計画
新聞に書かれた「色白の男」の正体 ほか

4章 混乱と事件
ハイパーインフレで物価が100倍になる
ごく短期間だけ流通した幻の通貨・B円
鉄道にまつわる3つの怪事件 ほか

5章 立ち上がる人々
全国で開催された青空集団お見合い
終戦2ヵ月後に発売された宝くじ
カストリ雑誌や本に殺到した人々 ほか