ISBN978-4-8013-0100-9 C0021 224頁
発売:2015-09-28 判形:4-6 1刷
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[内容]
激動の江戸時代末期に心から国を憂い、命を削り、東奔西走した「幕末の志士」たち。
江戸幕府打倒に情熱を注いだ者もいれば、最後まで守ろうとした者もいた。その熱き生き様は、今なお日本人の心を離さず膨大な映像作品や小説を通して語られ続けている。本書は彼ら幕末の志士たちの日記や手紙を紐解き、知られざる素顔に迫ったもの。歴史上のヒーローといえど、彼らもまた人間。天下国家を論じるだけではなく、家族の問題で悩まされていたり、またある者は就いた職業が自分と合わずに苦しんでいた。志士たちの等身大の実像を知れば、真の魅力に気づくことができるはずだ。
[目次]
・幕末一の英雄の虚像と実像 坂本龍馬
・人材育成の天才だった 吉田松陰
・強かったからこそ逃げていた 桂小五郎
・裕福なボンボンから革命家へ 高杉晋作
・死を恐れない名指導者だった 伊藤博文
・強面組長の意外な素顔とは 近藤勇
・風流にして柔軟な「鬼」 土方歳三
・新撰組一の使い手の虚像 沖田総司
・長生きしたから言いたい放題 勝海舟
・「西郷どん」は残酷な策士 西郷隆盛
・冷血人間ではなかった 大久保利通
・ヤブ医者から天才兵法家へ 大村益次郎
・近代法制度を作った奸賊 江藤新平