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書籍情報

こんな映画、本当にテレビで放送したの!?

トラウマ日曜洋画劇場

皿井 垂著 

サライ タレ 

変態、血まみれ、バイオレンス…衝撃映画49本!

ISBN978-4-8013-0224-2 C0174 288頁

発売:2017-05-12 判形:文庫 1刷

税込763円(本体694円+税)在庫あり

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トラウマ日曜洋画劇場

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[内容]
テレビが輝いていた1970 年代から80 年代……。少年たちをとりこにしたのは、レビ各局で毎日のように放映される「テレビ洋画劇場」だった。
テレビ朝日系列の「日曜洋画劇場」、TBS 系列の「月曜ロードショー」、日本テレビ系列の「水曜ロードショー」、テレビ東京の「木曜洋画劇場」など、各局は競い合うようにして、世界の名作をお茶の間に届けてくれた――だが、しかし……、ときにはその熱意が暴走し放送コードスレスレの作品が放映されてしまうことも。強烈な男色シーンにお茶の間が凍りついた『脱出』、変態描写に血の気が引いた『地獄に堕ちた勇者ども』、日米合作の残酷ドキュメンタリーに戦慄した『アメリカン・バイオレンス』、3日前からウキウキで眠れなかった『女囚暴動』などなど、昭和のテレビを彩ったトラウマ級の映画を振り返る!

[目次]
第一章 日曜洋画劇場
脱出(1972年/アメリカ)
地獄に堕ちた勇者ども(1969年/イタリア)
シャーキーズ・マシーン(1981年/アメリカ)
ダウンタウン物語(1976年/イギリス)
悪を呼ぶ少年(1972年/アメリカ)
ひとりぼっちの青春(1970年/アメリカ)
ジャイアンツ(1956年/アメリカ)
カプリコン・1(1977年/米英)
まごころを君に(1968年/アメリカ)


第二章 月曜ロードショー
スローターハウス5(1972年/アメリカ)
グライド・イン・ブルー(1973年/アメリカ)
ときめきに死す(1984年/日本)
ミズーリ・ブレイク(1976年/アメリカ)
恋人たちの曲・悲愴(1970年/イギリス)
わらの犬(1971年/アメリカ)
ペーパー・チェイス(1973年/アメリカ)
扉の影に誰かいる(1971年/フランス)


第三章 水曜ロードショー
午後の曳航(1976年/米・日)
世界残酷物語(1962年/イタリア)
ウィークエンド(1976年/カナダ)
ダラスの熱い日(1973年/アメリカ)
恐怖のメロディ(1971年/アメリカ)
狼男アメリカン(1981年/アメリカ)
ウィラード(1971年/アメリカ)
ドラゴンへの道(1972年/香港)
カサンドラ・クロス(1976年/英・伊・独)


第四章 木曜洋画劇場
アメリカン・バイオレンス(1981年/米日)
マニトウ(1978年/アメリカ)
悪魔の追跡(1975年/アメリカ)
女囚暴動/サバイバル・ヒート(1986年/アメリカ)
絞殺魔(1968年/アメリカ)
ヘルハウス(1973年/イギリス)
暗殺者のメロディ(1972年/イギリス)
マラソンマン(1976年/アメリカ)


第五章 ゴールデン洋画劇場
パニック・イン・テキサスタワー(1975年/アメリカ)
北国の帝王(1973年/アメリカ)
青い体験(1973年/イタリア)
遊星からの物体X(1982年/アメリカ)
日本沈没(1973年/日本)
ウエストワールド(1973年/アメリカ)
エクソシスト(1973年/アメリカ)
キリング・フィールド(1984年/イギリス)


第六章 ローカル局の洋画劇場
最後の脱出(1970年/アメリカ)
鏡の中の戦争(1968年/アメリカ)
センチネル(1977年/アメリカ)
警視の告白(1971年/イタリア)
人類SOS!(1962年/イギリス)
シャドー(1982年/イタリア)
砂丘(1970年/アメリカ)


[著者略歴]
昭和37年生まれ。テレビ洋画劇場にどっぷりの十代を経て、荻昌弘さんと同じ大学に進み、小森のおばちゃまにならって渡米。帰国後、後姿が木村奈保子さんに似た女性と結婚したが、その後、淀川長治さんや水野晴郎さんみたいな人がいっぱいいるタイのバンコクに移住。皿井タレー名義のアジア関係の著書多数。