ISBN978-4-8013-0240-2 C0131 192頁
発売:2017-07-14 判形:文庫 1刷
税込693円(本体630円+税)在庫あり
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[内容]
「麗しき島」、台湾。台湾は、一度訪ねればまた行きたくなると思うほど好印象を与えてくれる場所だ。ひょっとして、私が日本人だから温かく迎えてくれるのかなと勝手に
思ってしまうほど台湾人は優しい。
ところで、なぜ台湾は、日本に対してこれほどの好意を寄せてくれるのであろうか? 日本統治時代が良かったからとか、台湾とはアニメや日本文化を通じて広い交流があるからという見方もあるが、それだけでは納得できなかった。そこで、戒厳令下の台湾に駐在経験のある私自身が、日本統治時代のことから現在の台湾人の若者の心まで、その核心に迫りたいと思う。この本を読めば、「台湾はなぜ親日なのか」、その理由をきっとわかっていただけるだろう。(「はじめに」より)
[目次]
第1章 私が見た戒厳令下の中華民国台湾省
第2章 日本統治時代の台湾
第3章 戦後の台湾―蒋介石政権から陳水扁政権まで
第4章 現在の台湾―馬英九政権から蔡英文政権へ