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書籍情報

メジャーな割に謎に満ちたカブトムシの生態を解説

不思議だらけ カブトムシ図鑑

小島 渉著 

コジマ ワタル 

カブトムシ繁栄の裏に人間の影響あり

ISBN978-4-8013-0381-2 C0045 224頁

発売:2019-06-14 判形:4-6 1刷

税込1100円(本体1000円+税)在庫あり

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不思議だらけ カブトムシ図鑑

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[内容]
日本人にとってなじみの深いカブトムシ。昆虫の王として、子どもから大人まで多くの人を虜にし続けている。だが、意外なことに研究はほとんど進んでおらず、人気の割に謎が多い。
そんな謎に満ちた昆虫の生態を、カブトムシ研究者である筆者が、最新の研究成果を紹介しながら解説。カブトムシを狙う天敵やオスの喧嘩の意外なルール、蛹が振動する理由、幼虫が互いに引き寄せ合う謎など、カブトムシファン必見の情報が満載。イラストは「ゆるふわ昆虫図鑑」のじゅえき太郎氏。カブトムシの魅力と人間との関係がわかる一冊。

[目次]
第1章 カブトムシの基礎知識
第2章 オスはなぜ角を持つ?
第3章 大きな成虫に育つための条件
第4章 集まる幼虫、回る蛹
第5章 独自の進化を遂げた島のカブトムシ


[著者略歴]
小島渉(こじま・わたる)
1985年生まれ。博士(農学)。山口大学大学院創成科学研究科助教。2013年、東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程を修了。日本学術振興会特別研究員、日本学術振興会海外特別研究員を経て、2017年より現職。カブトムシの行動や生態に関する研究を行っている。著書に『わたしのカブトムシ研究』(さえら書房)、『カブトムシの音がきこえる 土の中の11か月』(福音館書店)がある。趣味はガザミ採り、魚釣り、バードウォッチング、昆虫採集。