ISBN978-4-8013-0397-3 C0050 208頁
発売:2019-08-23 判形:4-6 1刷
税込1430円(本体1300円+税)在庫あり
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652(y315)t0:k0:s337;j337;(c1099;o1099)
[内容]
私の専門はロボット工学であり、日々、大学教育や学会活動の傍らでロボットの研究に勤しんでいる。そう伝えると多くの人が投げかけてくるのが、次のような質問だ。
「人工知能が発達すれば、人工知能を持ったロボットが人類を襲ってくるのではないか?」「10年後には人間の仕事がロボットに奪われ、みんな失業するのではないか?」
こうした質問をされるとき、多くの場合は悲観的な口調だ。しかし、私はもう少し冷静になった方がいいと考えている。
本書で紹介する内容が、読者にとって冷静にロボット技術の現状を理解する良い機会になってくれることを信じている。(「はじめに」より)
[目次]
第1章 ロボットの歴史
第2章 ロボット技術はどこまで進んだか
第3章 ロボット技術の最前線
―ヒューマノイドロボットの現在
第4章 ロボットが人間を襲う可能性はあるか?
第5章 シンギュラリティと人間の幸福