[内容]
きれいな字を書けるようになるには、どうすれば良いのでしょうか。

「たくさん字を書く練習が必要」
「書いた字を、字の上手い人に見てもらい、悪いところを直してもらう」
どちらも正解ですが、全部の字をたくさん練習するのはとても大変ですし、他人に直してもらうのも手間がかかります。

一番の答えは、きれいな字を書くためのルールを知ることです。
きれいな字を書くためには、大事なルールが７つあります。
そのルールはすべての字を書く時に必ず使えるので、身につけることができれば、同じ字を何百回と練習せずとも、自然ときれいな字が書けるようになります。
練習するのは簡単な文字ですが、その中にすべてのルールが含まれています。
「きれいな字」への近道を、ぜひこの本で覚えてください。

[目次]
きれいな字を書くための７つのルール
ルール1・ヨコ線は右上がりに書く
ルール２・タテ線はまっすぐにおろして書く
ルール３・同じくらいすきまをあけて書く
ルール４・はね・はらいは大げさに書く
ルール５・とめる所はしっかりとめて書く
ルール６・丸い字は特に丸く書く
ルール７・真ん中にクシをさしたように書く

きれいな文章を書く練習をしよう
文章も真ん中に串をさしたように書く

[著者略歴]
書家。兵庫県生まれ。
文字の独自性を生かしたアート作品を制作し、東京を拠点として国内やフランスで展示活動をしている。また、きちんと書く文字、古典書道、学校でノートに書く文字などいろいろな文字の形を研究もしている。
「字は体を表す」ということわざのように、普段書いた文字できちんと自分らしさを表現できる１冊をつくることができればと思っている。