彩図社(さいずしゃ)は、読者の好奇心を本にする出版社です。お知らせ

書籍情報

怪談蒐集家が集めた戦慄の〈実話〉怪談!

異職怪談
特殊職業人が遭遇した26の怪異

正木 信太郎/しのはら 史絵著 

マサキ シンタロウ/シノハラ シエ 

私の話をどうか聞いてください…

ISBN978-4-8013-0431-4 C0095 256頁

発売:2020-01-24 判形:4-6 1刷

税込1320円(本体1200円+税)在庫あり

(在庫状態は2024/04/23 15:51:30の状況です)


603(y85)t0:k0:s518;j518;(c1910;o1905)

異職怪談<br><span style='font-size:9pt;color:#666;'>特殊職業人が遭遇した26の怪異</span>

お近くの書店あるいは下記ネット書店でお求めください

[内容]
怪異――それは常世と隠世(かくりよ)を結ぶ奇妙な体験。
怪異を蒐集していると時に変わった職業に行き当たることがある。
池に落ちたボールを拾うゴルフボールダイバー、弱った木々を治療する樹木医、伝書鳩を育てる伝書鳩ブリーダー……。そうした特殊な職業についている人々が体験する怪異は、一味も二味も変わっていることが多い。鮨職人が目撃した謎の「のっぺらぼう」の正体。死の香りを嗅ぎ分けるフレーバリスト。シューフィッターのもとにやってきた不気味なフジツボ男。路線バス運転手が遭遇したもの言わぬ乗客たち……。
「私の体験をどうか最後まで聞いてください……」
隠世はあなたのすぐ傍にも広がっている。独特な余韻を残す〈実話〉怪異譚アンソロジー。

[目次]
【第一話 神主の怪異その一】異形のモノ
【第二話 神主の怪異その二】面呪縛
【第三話 高層ビル窓拭き業の怪異】待ち人
【第四話 伝書鳩ブリーダーの怪異】死者からの伝言
【第五話 ゴルフボールダイバーの怪異】宝の山
【第六話 結婚式ペーパーアイテム作成業の怪異】吉兆
【第七話 保育士の怪異】アタシャナイナイ
【第八話 システムエンジニアの怪異】真夜中の警報
【第九話 鮨屋の怪異】魚怪
【第十話 墓参り代行業の怪異】墓参りの文句
【第十一話 シューフィッターの怪異】巻き爪
【第十二話 鑑識官の怪異】報復の痕跡
【第十三話 湯灌師の怪異】隠れた怨み
【第十四話 フレーバリストの怪異】死臭
【第十五章 ロケーションコーディネーターの怪異】本当に見えていた景色
【第十六話 自動販売機設置業の怪異】土地憑き
【第十七話 競馬の予想屋の怪異】父の愛
【第十八話 樹木医の怪異】魅入られた者
【第十九話 弁護士の怪異】覚えられない
【第二十話 塾講師の怪異】見知らぬ生徒
【第二十一話 霊園管理人の怪異】木怪
【第二十二話 絵馬・卒塔婆製造業の怪異】巡る因果
【第二十三話 出会い系サイトのサクラの怪異】画面の向こう側
【第二十四話 証明写真機メンテナンス業の怪異】神隠し
【第二十五話 路線バス運転手の怪異】職の矜持
【第二十六話 養蚕農家の怪異】おかいこさま


[著者略歴]
正木信太郎(まさき・しんたろう)
怪談師・怪談作家。都内在住。1974年生まれ。11歳の林間学校で初めて怪異に遭遇して以来、怪談に興味を持ち蒐集活動を始める。幽霊や妖怪が登場する話はもとより、奇妙な話・不思議な話を得意とし、聞いた者が呆気に取られる顔を見るのが何よりの楽しみとしている。
CSエンタメ~テレの怪談専門番組に多数出演他、親交のある怪談師や怪談作家に自身が集めた話を寄せている。

しのはら史絵(しのはら・しえ)
作家・脚本家。シナリオ、小説、漫画原作を手掛ける傍ら、幼少の頃から好きであった怪談蒐集に勤しむ。
著作『お化け屋敷で本当にあった怖い話』(TOブックス)、DVD出演『本当にあったエロ怖い話~エロ怪談界紳士淑女の怪演~』(十影堂エンターテイメント)。
共著者である正木信太郎氏と「板橋怪談会」を主催。不定期で「女だけの秘密の怪談会」も主催している。