ISBN978-4-8013-0436-9 C0095 240頁
発売:2020-02-25 判形:4-6 3刷
税込1000円(本体909円+税)在庫あり
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[内容]
仏教とは、仏になるための教えだ。一切の執着から解き放たれ、悟りの訪れをめざす。そのために修行をするのだが、それは正しい生き方をすることである。この仏教の原点を見るかぎり、なんら怪しいところも、恐ろしいところもない。
ところが、あらゆる方向に複雑に枝分かれし、ほかの宗教や各地の風習をのみこみながら成長した仏教は、まったく別の姿に変貌した。その断面を切り取ってみると、ときに、どろどろした黒い血のようなものがしたたり落ちる。
本書『本当は怖い仏教の話』では、そんな仏教にまつわる怖いエピソードの数々を蒐集した。即身仏や補陀落渡海、捨身行、焼身往生などのショッキングな修行や、インドや日本で起こった歴史上の虐殺事件など、計38項目を収録。「教義」「修行法」「歴史」「風習」という4つの切り口から、仏教の「暗黒面」に迫る。
[目次]
第一章 仏教の怖い教え
第二章 仏教の過酷な修行法
第三章 仏教の知られざる歴史
第四章 仏教に残る日本の風習