ISBN978-4-8013-0439-0 C0095 260頁
発売:2020-02-25 判形:4-6 1刷
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291(y55)t0:k0:s236;j236;(c1110;o910)
[内容]
伝統と格式で彩られた日本一の盛り場、銀座。
戦前に花開いたこの街は、以来、多くの財界人や政治家、文豪といったVIPに愛されてきた。
座るだけで数万円ともいわれる高級クラブ、重厚な扉に閉ざされたバー、風格ある佇まいの高級割烹……、いずれも庶民には縁遠い場所だ。
なぜ人々は安くない対価を支払って、銀座に集まるのか? それだけの魅力がこの街にはあるのか?
高級クラブの現役ママや経営者をはじめ、銀座の本格バーのバーテンダー、割烹の女将など、夜の銀座を形づくる人々を取材。
銀座に生きる人々の姿から、銀座の粋(いき)の正体を探る。
[目次]
【第一部】 絢爛、豪華、格調を謳う銀座高級クラブ
・「そのうちなんとかなるだろう」って歌、好きなんです(クラブ「昴」髙田律子)
・一流のホステスをみんなで育てていきたい(クラブ「RUNDELL」立花らん)
・真面目であり続けなければいけない。潔く生きたい(「くらぶ 藤」田川藤子)
・銀座をずっと好きでいてください(クラブ「櫻子」山本櫻子)
・若いスタッフがやりがいをもって働ける街に(クラブ「華壇 銀座」居村友起)
・実際の銀座は『黒革の手帖』よりもっと魑魅魍魎(クラブ「りぼん」市川良一)
【第二部】 重厚、瀟洒、格式を重んじる銀座バー&サロン
・上下関係で飲むから、文化は伝承されていく(「銀座 TENDER」上田和男)
・バーテンダーはキャラクター商売です(「BAR いのうえ」井上茂樹)
・お客さまからいただいた言葉「決断と勇気」を胸に(「BAR Le Rivage」岸広史)
・あることがたし、感謝、仕える心で、同じことをくり返す(「サロン・ド慎太郎」矢部慎太郎)
【第三部】 銀座村を愛する「酒・食・住」のバックヤード
・お店とお客さま、そしてお酒のバランスこそ銀座の魅力(業務用酒販店A社長)
・銀座は素晴らしい街、人の心を傷つけない街です(レストラン「みやざわ」清水勲)
・世界に「銀座」は一つ、しかないところです
(割烹「銀座 汁八」青木悦子)
・美味しい料理のためなら原価率は8割、9割かけても(割烹「酒と味 大羽」大羽耕一)
・変えるつもりはないけど柔軟さは失わない(割烹「かすが」春日礼子)
・銀座は成功者が集う街、ひねくれた人が少ない街です(「銀座和蘭豆壱番館」佐藤慶介)
・この商売、人間関係だけが生き残る道です(不動産会社B社長)
・銀座の人は白い花がすきですね(「銀座花壇」窪西芳子)