[内容]
人類史には、輝かしい業績を刻んだ英雄たちがいる一方で、酸鼻を極める残虐な行為を繰り返した「暴君」もいる。
暴君の代名詞ネロからヒトラーやポル・ポトなど近代の独裁者まで、権力を握り、暴虐非道を繰り返した彼らは、いったい何を行ったのか。また、彼らはなぜそのような人物になってしまったのか――暴君たちの深淵が見えてくる！

※本書は2008年に刊行された同名書籍を文庫化したものです。

[目次]
【暴君の代名詞】ネロ
【天魔の変化】織田信長
【人食い大統領】イディ・アミン
【現人神】始皇帝
【20世紀最大の独裁者】アドルフ・ヒトラー
【メコンのヒトラー】ポル・ポト
【赤いツァーリ】ヨシフ・スターリン
ほか

[著者略歴]
著述家、偉人研究家。
1979年、兵庫県生まれ。2002年、同志社大学法学部法律学科卒業。2006年、『トンデモ偉人伝』で著述家デビューし、2011年の東日本大震災を機に、筆名を「真山知幸」へ変更。『君の歳にあの偉人は何を語ったか』『不安な心をしずめる名言』『大富豪破天荒伝説Best100』『最高の人生に変わる天才100の名言』『ざんねんな名言集』など著作約40冊。『ざんねんな偉人伝』 『ざんねんな歴史人物』は計20万部を突破しベストセラーとなった。業界誌出版社の編集長を経て、2020年より独立。
名古屋外国語大学現代国際学特殊講義（現・グローバルキャリア講義）、宮崎大学公開講座などでの講師活動も行い、メディア出演多数。モットーは「短所は長所の裏返し」。