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書籍情報

元暴力団員が建前なしで語るヤクザ事情

関西ヤクザの赤裸々日記

てつ著 

テツ 

裏社会ジャーニー特別賞受賞!

ISBN978-4-8013-0563-2 C0195 256頁

発売:2021-11-15 判形:文庫 2刷

税込750円(本体682円+税)在庫あり

(在庫状態は2024/04/26 14:45:30の状況です)


3503(y250)t0:k0:s3234;j3253;(c1548;o1548)

関西ヤクザの赤裸々日記

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[内容]
ワシは「元極道」と呼ばれる男です。
籍は、関西の広域組織に置いとりました。今から十数年ほど前の話です。
おこがましくも、一般社会の枠に当てはめて言うなれば、ワシがおった組織は大企業、ワシ自身は中間管理職のような位置におりました。

極道が日本の端っこにただ、ポツンとあるかのように思われとるこのご時世。世間様がイメージする極道が、ホンマの極道から日に日にかけ離れていく様には、良くも悪くも、やり切れん思いがいたします。
余計な世話焼きかもしれんことは覚悟の上、ホンマの極道の世界を、一度は覗いていただきたい。そう思って筆をとりました。

間違いなく、皆様が知っているような、あるいは思い描いているような世界とは違うとは思います。何かしらのメッセージとして、心の片隅のどこかにでもチラと、置かせていただけたなら幸いです。

[目次]
第一章 初歩 ヤクザになったばかりの頃
第二章 前進 ヤクザのリアルな日常
第三章 自由 ヤクザをやめるとどうなるか
第四章 歯車 新たな組で高まる緊張
第五章 命がけ ヤクザの仕事と人間関係
第六章 道を極める 裏切りと信頼のヤクザ道


[著者略歴]
てつ
昭和後期に関西で生まれる。
母方の実家は裕福で、血の気は多いが結束の固い一族のもとで可愛がられて幼少期を過ごす。
小学校へ入ると両親は離婚し、生まれた街を離れて親父とふたりで暮らした。
プロレスラーのような体格の親父は忙しく、ほとんど家にはいなかった。しかし、それが掟であるかのように、喧嘩で負けることは許されない気がしていた。日々、喧嘩で飛び回っていると、自ずと極道の世界へと入門していた。
現在は極道を引退し、カタギとして充実した生活を送っている。