彩図社(さいずしゃ)は、読者の好奇心を本にする出版社です。お知らせ

書籍情報

世界王者が憧れた天才プロボクサー

「ジョー」のモデルと呼ばれた男
天才ボクサー・青木勝利の生涯

葛城 明彦著 

カツラギ アキヒコ 

リアル『あしたのジョー』、栄光と挫折の伝説

ISBN978-4-8013-0585-4 C0095 240頁

発売:2022-02-25 判形:4-6 1刷

税込1540円(本体1400円+税)在庫あり

(在庫状態は2024/04/19 16:00:30の状況です)


1286(y156)t0:k0:s1128;j1130;(c1231;o2431)

「ジョー」のモデルと呼ばれた男<br><span style='font-size:9pt;color:#666;'>天才ボクサー・青木勝利の生涯</span>

お近くの書店あるいは下記ネット書店でお求めください

[内容]
「俺にとってボクシングは、青木さんがすべてだった。青木さんがいたから、俺はボクサーになって、世界へも行けた」
(元WBC世界フェザー級、WBA,WBC世界Jrライト級チャンピオン 柴田国明)


ファイティング原田、海老原博幸、藤猛など幾多のスターが生まれた1960年代の日本ボクシング黄金時代。その中にあって、ひときわ人気を集めたボクサーがいた。〝メガトン・パンチ〟青木勝利である。少年院でボクシングに出会い、退院後にジムに入門。連戦連勝で瞬く間に頭角を現し、わずか19歳で東洋王座を獲得——―。
しかし、その類まれなる才能とは裏腹に、極度の練習嫌いでたびたび失踪し、試合当日に酒を飲んでリングに上がることすらあったという。
連続KO勝利の日本記録樹立(当時)、バンタム級史上最強の王者エデル・ジョフレへの挑戦、ライバルのファイティング原田との世紀の対決、そしてスターの座からの転落……。
漫画『あしたのジョー』の主人公・矢吹丈のモデルにもなったとされる稀代の天才ボクサー・青木勝利。その知られざる栄光と挫折の軌跡。

[目次]
【プロローグ】消えた天才ボクサーの足跡を訪ねて
【第一章】不良少年から国民的ヒーローへ
【第二章】ボクサーとしての栄光と挫折
【第三章】墜ちてゆくメガトン・パンチャー
【第四章】長過ぎた「余生」とその晩年
【エピローグ】善福寺池畔にて


[著者略歴]
葛城明彦(かつらぎ・あきひこ)
東京都杉並区西荻窪出身。早稲田大学教育学部卒。広告制作会社のコピーライター等をへて、未解決事件などをテーマとするノンフィクション作家(複数筆名を使用)となる。(一財)日本ボクシングコミッションのレフェリーとして多くの試合を裁いており、都内および近県では公的施設等で日本史講師も務めている。