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書籍情報

昭和三十年代の東京が蘇る!

昭和ぐらふぃてぃ
スクラップブックに遺された昭和三十年代の東京

飯塚 クニオ著 

イイヅカ クニオ 

昭和の挿絵画家が遺した希少なスナップ写真

ISBN978-4-8013-0726-1 C0072 160頁

発売:2024-07-25 判形:A5 1刷

税込1980円(本体1800円+税)在庫あり

(在庫状態は2024/12/10 09:45:31の状況です)

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昭和ぐらふぃてぃ<br><span style='font-size:9pt;color:#666;'>スクラップブックに遺された昭和三十年代の東京</span>

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[内容]
昭和30年代から70年の間、東京はどう変わったのか?
希少な写真で振り返る、懐かしの東京。

敗戦による失意の時代から這い上がり、今日の発展の礎となった昭和30年代頃の高度経済成長期の日本。
貧しいながらも活気があって、まさにマンガや映画で人気だった『三丁目の夕日』の世界そのものでした。
本書は昭和30~40年代の東京各地の街角の写真を集め、当時の情景が約70年の時を経て、現在どう変わったかを写真で見比べることができる写真集です。
写真を提供してくれたのは、日本画壇のひとりでもあり、戦前戦後を通して挿絵画家として活躍された土井栄氏。土井氏が石原慎太郎や木元正次の連載小説の挿絵の作画資料のために、昭和30 年前後から40 年代にかけて東京各地を回り撮影したものでした。
昭和のその当時の東京の様子がわかる、非常に貴重な写真の数々。正直、プロカメラマンが撮った記録写真とは異なり、鮮明さには欠けますが、1ミリも演出のない当時の人たちの暮らしがわかる写真は、現在では姿を消してしまった情景ばかりで、正に東京の情景遺産といえるものです。
本書を抱えて、撮影された昭和の地を探しながらの街歩きも楽しいと思います。
きっと東京の変貌を肌で感じられることでしょう。

[目次]
新宿
東口駅前/歌舞伎町/ゴールデン街
三丁目界隈/南口/西口

山手線沿線
渋谷/代々木/新大久保/目白/池袋/巣鴨

銀座
銀座/築地/日比谷

リーマン天国
新橋/有楽町/神田

丸の内界隈
東京駅/日本橋/京橋/人形町

浅草
雷門/商店街/東武浅草駅/水上バス


[著者略歴]
飯塚クニオ(いいづか・くにお)
1955年東京都出身。東京都立工芸高校印刷科卒業後、1976年に広告代理店に入社。その後デザイン会社勤務を経て、1986年に「デザインルーム フレッシュボイス」を立ち上げ、1992年からは有限会社フレッシュボイスとして、各種広告物の制作から雑誌の表紙や書籍の装丁まで、紙媒体のほとんどを制作。2005年からはコラム作家としてデビューし、飯塚八海山のペンネームで雑誌やMOOK等に全国のグルメや歴史を紹介した街歩き取材記事を執筆している。また、2015年からは「見知らんジャパン研究室」の室長として出版物の企画編集も行っている。主な刊行物として、『しごと美人~自分にあった働き方発見』(芸文社)『英語deことわざ笑辞典』『東京商店街さんぽ』(秀和システム)『平成フラッシュ馬ック~競馬をドラマに変えた主役たち』(幻冬舎)などがある。