ISBN978-4-8013-0791-9 C0095 320頁
発売:2025-10-24 判形:4-6 1刷
税込1980円(本体1800円+税)在庫あり
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[内容]
デスマッチ――それは数あるプロレスのルールの中で、もっとも
過激で危険なもの。戦う者の手首を鎖でつなぐチェーンデスマッ
チ、金網の中で闘う金網デスマッチなど、デスマッチ自体は古く
から存在したが、それが飛躍的に進化したのが、90年代の日本だった。
1989年、涙のカリスマ・大仁田厚が5万円の資金でFMWを立ち上げ、過激なデスマッチ路線を驀進。そして有刺鉄線電流爆破デスマッチという大発明を成し遂げた。従来のプロレスにはないデンジャラスな血の匂い――それをかぎつけたファンがFMWの会場に殺到し、他団体のインディー戦士たちも我先にとデスマッチへと突き進んでいった。
本書はそんな90年代に青春を送った著者が見たデスマッチの記憶。
有刺鉄線、五寸釘マット、電流爆破、地雷、サソリ、マムシ……、デスマッチがあると聞けば全国を飛び回り、会場に足を運んで膨大な数のデスマッチを生観戦した。果たしてその時、会場ではどんなドラマが繰り広げられていたのか。プロレス黄金時代である90年代の記憶をたどる、プロレスファン必読の一冊!