ISBN978-4-8013-0798-8 C0126 256頁
発売:2025-11-19 判形:文庫
税込900円(本体818円+税)未刊
[内容]
戦時下のウクライナ(リビウ)、そしてロシア周辺国を訪れた前著『ウクライナに行ってきました』から約3年……。ロシアがウクライナに侵攻したことで始まった両国の戦争は、いまもなお続いている。
戦況は日々のニュースなどで報じられているが、いまウクライナの国民がどのような暮らしを送っているのか、そのことについて伝えるニュースは少ない。だったら、俺・嵐よういちが直接見てくるしかないだろう。
「海外ブラックロード」シリーズでおなじみの、旅行作家・嵐よういちが2025年7月、約3年ぶりにウクライナとその周辺諸国に潜入。首都キーウはロシア軍の大規模空爆の真っ最中、空襲警報が鳴り響く中、嵐よういちが戦争の爪痕を追ってキーウを駆け回る! 首都キーウの暮らし、ロシア軍の爆撃によって崩壊した共同住宅、ロシア軍による虐殺が行われた村、そして東欧屈指のリゾート地・オデッサの今……。前著『ウクライナに行ってきました』をベースに、内容を大幅アップデート! 嵐よういちがウクライナのリアルを伝える!
※本書は2023 年1 月に小社より発売された『ウクライナに行ってきた』を大幅に加筆修正のうえ、文庫化したものです。
[目次]
第一部 2022年の旅
開戦5か月後のウクライナ・リビウ
謎の未承認国家 沿ドニエストル
占領された歴史を持つ ラトビア
KGBによる支配を受けた リトアニア
第二部 2025年の旅
ウクライナの支援者 ポーランド
空襲警報が鳴り響く ウクライナ・キーウ
戦時下のリゾート ウクライナ・オデッサ
3度目の欧州の最貧国 モルドバ
ロシアとEUの間で板挟み アルメニア