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書籍情報

イリュージョンの雅な罠にはまる

仕舞屋

森 百合子著 

モリ ユリコ 

絆をたどり,愛を探しているうちに,白日夢へといざなわれる

ISBN978-4-88392-590-2 C0193 256頁

発売:2007-04-25 判形:文庫 1刷

税込622円(本体565円+税)取扱終了

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仕舞屋

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[内容]
大嫌いだった妹の和枝が急死した。やむなく和枝の遺留品の後始末をする為に、伊豆稲取へ向かった瞳子がそこで遭遇したものは……「玻璃のひとひら」叔母から古い箪笥を譲り受けてから、見知らぬ女が夢枕に立つようになった。その女の魂を鎮める為に、夏生は慶長小袖を探そうとして骨董屋の娯楽堂を訪れた。表題作の「仕舞屋」他。全8編の短編集。

[目次]
双樹
ディア衣舞
ラビリンス
緑陰の家
玻璃のひとひら
花逍遥
ふらり火
仕舞屋


[著者略歴]
1954年 静岡県沼津市に生まれる。
和布を使った簡単なお針仕事と、読書が趣味。
きものを含めた名物骨董市を、死ぬ程のんびり巡り歩くのが今最大の夢。
著書に「サーフェイスの祭り」「クローン、天使と共に堕ちて」「孵る場所」(以上小社刊)、「月の艶」「ミズキ」(新風舎)がある。