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書籍情報

ありふれた日常のしきたりには凄惨なルーツが秘められている

本当は怖い日本のしきたり

火田 博文著 

ヒダ ヒロフミ 

羽根つき、子守唄、結納…知られざる日本の裏歴史99編

ISBN978-4-8013-0151-1 C0039 224頁

発売:2016-05-24 判形:B6 3刷

税込591円(本体537円+税)品切れ

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本当は怖い日本のしきたり

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[内容]
日本人は人と会えば、頭を下げてお辞儀をする。家に上がるときには靴を玄関に向け、敷居を踏むことなく部屋に入る。電話がかかってくれば「もしもし」と応対する。
普段は考えもしない自然な仕草や、生活習慣には、ひとつひとつ意味がある。日本人が連綿と受け継いできた文化が、そこには込められている。
本書では、日本人の持つしきたりに隠された、忌まわしい、あるいは死の臭いに満ちたエピソードを集めた。本当は怖い由来のある風習が、日本にはなんと多いことかと驚かされる。そのバックボーンとなっているのは先祖の「死霊」や、土地の「神」を実在するものと捉え、崇める考えだ。
我々が大事にしているしきたりや風習には、陰の歴史が刻まれている。ふとした瞬間に、異世界が見えてくるかもしれない。

[目次]
第一章 年中行事のしきたり
 正月/羽根つき/花見/十五夜/大掃除 ほか
第二章 歌や言い伝えのしきたり
 とおりゃんせ/子守唄/カラス/敷居/息と口笛 ほか
第三章 日常生活の中のしきたり
 あいさつ/地蔵/花札/だるま/トイレ/橋 ほか
第四章 冠婚葬祭・神事のしきたり
 鳥居/花火/統人行事/相撲/結納/通夜/洗骨 ほか


[著者略歴]
火田博文(ひだ・ひろふみ)
元週刊誌記者。日本の風習・奇習・オカルトから、アジア諸国の怪談・風俗・妖怪など、あやしいものにはなんでも飛びつくライター&編集者。東京を歩きながら寺社を巡り酒場をハシゴする日々を送る。