ISBN978-4-8013-0185-6 C0131 224頁
発売:2016-10-17 判形:文庫 10刷
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[内容]
昨今、日韓の歴史問題の影響か、近代史に興味を持つ日本人が増えてきた。
しかし、対立を抱える韓国について知る者はほとんどいない。対馬からわずか海上約50キロの場所にある隣国だけあって、実は無数の深い関わりがあるのである。両国が今の状況からは考えられないような友好関係を築いたときもあったし、韓国ではなく日本が被害者になった侵略劇もあった。さらに、日本人からすると理解し難いような、韓国人の精神性――妬み、無念、不満を貯めこむ「恨」という感情や、相次ぐ巨大財閥一門の不祥事に象徴される過剰に身内を擁護する文化――こういったものも、歴史からたどることで、すっきりと説明がつく。本書は、韓国の神話時代から終戦後の民主化までを対象として「日本人が知っておくべき韓国の歴史」を、対外戦争や内政問題を中心に解説したものである。
[目次]
第一章 神話の世界と古代国家の成立
第二章 統一王朝 高麗と外敵の襲来
第三章 朝鮮出兵と李氏朝鮮の盛衰
第四章 日韓併合 日本の一部となる
第五章 国家分断 戦後の朝鮮半島