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書籍情報

なぜ一部の鉄道会社だけが利益を上げているのか?

明暗分かれる鉄道ビジネス
暴利を得る鉄道と破綻する鉄道のカラクリ

佐藤 充著 

サトウ ミツル 

JR各社と大手私鉄の事業を徹底的に研究

ISBN978-4-8013-0405-5 C0065 240頁

発売:2019-09-25 判形:4-6 1刷

税込1320円(本体1200円+税)在庫あり

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明暗分かれる鉄道ビジネス<br><span style='font-size:9pt;color:#666;'>暴利を得る鉄道と破綻する鉄道のカラクリ</span>

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[内容]
JR東日本の鉄道を利用する人は1日あたり1700万人以上で、同社の鉄道運輸収入は年間1兆8567億円(2018年度)にもなる。東海道新幹線は東京~新大阪の運賃が1万円を超えるが、1年間の輸送人員は1億7000万人で、しかも乗務員は少人数体制だ。効率良く利益が上がり、JR東海の営業利益は6000億円を超える。まさに、「金のなる木」である。沿線に住民がいる限り、あるいは東京~大阪を移動する人がいる限り、乗客が集まって金を落としていく。
一方、需要の少ないところではいかに身を切る努力をしても経営が成り立たない。
本書は、JR各社と大手私鉄の鉄道ビジネスを俯瞰的に見渡しながら、儲けの仕組みを解き明かすものだ。社会と密接な鉄道だからこそ、媚びることなく、その実態に迫りたい。

[目次]
第1章 鉄道ビジネスとは何か
第2章 JRが手にしたドル箱と重荷
第3章 JR各社の儲けのカラクリ
第4章 大手私鉄の戦略(関東)
第5章 大手私鉄の戦略(東海・関西・九州)


[著者略歴]
元大手鉄道会社社員で、『最新鉄道ビジネス』(洋泉社)などに執筆している。『社名は絶対明かせない 鉄道業界のウラ話』(小社刊)、『誰も語りたがらない 鉄道の裏面史』(小社刊)の著書がある。