ISBN978-4-8013-0486-4 C0031 480頁
発売:2020-10-23 判形:4-6 1刷
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[内容]
著者のゲイル・ルンデスタッド氏は、1990 年から2014 年までノルウェー・ノーベル委員会の事務局長を務めていた人物であり、受賞者を決定する会議に居合わせていただけでなく、さまざまな受賞者とコンタクトを取るなど、委員会の「秘書」としてノーベル平和賞に関するあらゆる出来事に関わってきた。
委員会はどのようにして受賞者を選んでいるのか。それぞれの受賞者はどのような人物で、何を思っていたのか。受賞者の決定は世界でどのような反応を呼んだのか。また、委員会は平和賞の決定に関して、政治的権力からの独立を強調しているが、果たしてその実情はどのようなものなのか。
ノーベル平和賞を長年見守り続けた著者が、その舞台裏の様子を暴露するとともに、元事務局長としての思いをありのままに綴る。
[目次]
第一章 ノーベル平和賞の過去と現在
第二章 一九九〇年~一九九九年
第三章 二〇〇〇年~二〇〇八年
第四章 二〇〇九年~二〇一四年
第五章 ノルウェー・ノーベル委員会に関する私見