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書籍情報

あなたも「円と線」の美しさを味わってみませんか?

誰でもできるコンパスと定規で描く「紋」
UWAEMON

波戸場 承龍/波戸場 耀次著 

ハトバ ショウリュウ/ハトバ ヨウジ 

「紋」が自分で描ける!

ISBN978-4-8013-0523-6 C0072 136頁

発売:2021-04-23 判形:B5変 2刷

税込1760円(本体1600円+税)在庫あり

(在庫状態は2024/04/23 15:51:30の状況です)


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誰でもできるコンパスと定規で描く「紋」<br> UWAEMON

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[内容]
紋は、苗字とは別に代々受け継がれてきた家の印のことです。そのすべてが円と線によって構成されており、そのデザインには、人々の想いや願いが込められています。

本書では、誰もが簡単に楽しく紋を描けるように、描き方を簡略化し丁寧に解説しました。
水戸黄門の印籠でおなじみの「徳川葵」、豊臣秀吉の「五七の桐」、織田信長の「織田瓜」といった有名どころから、可愛らしい「千鳥」や、おめでたい「光琳鶴」や「光琳亀」など、全部で20の紋を掲載しています。
モチーフについての解説や紋に関する小話も載せました。

紋を描く楽しさ、円と線だけで形ができる不思議さ、長い時を経て洗練されてきたデザインの美しさを、感じていただけると嬉しく思います。

[目次]
左一つ巴
五七の桐
三つ鱗
梅鉢
麻の葉
片喰

九枚笹
三つ柏
落ち牡丹
釜敷き山桜
丸に違い鷹の羽
分銅熨斗
一つ松
源氏車
千鳥
光琳亀
光琳鶴の丸
織田瓜
徳川家三つ葵


[著者略歴]
波戸場承龍(はとば・しょうりゅう)
紋章上繪師 京源三代目
着物に家紋を手で描き入れる紋章上繪師としての技術を継承し、家紋の魅力を新しい形で表現したいという想いで、2007年より家紋のアート作品を制作。紋章上繪師ならではの「紋曼荼羅® MON-MANDALA」というオリジナル技法を生み出す。家紋やロゴデザインの域を超えて、森羅万象を描き出す職人兼デザイナーとして、あらゆる分野のデザインに挑戦し続けている。NHK Eテレ デザインあ「もん」出演/もん制作 他


波戸場耀次(はとば・ようじ) 
紋章上繪師
工房「誂処 京源」の立ち上げを機に、家紋とデジタル技術を掛け合わせたビジネスモデルを構築。デザインの宝庫である家紋が常に身近にある環境で育ち、8歳から始めた書道で培われたバランス感覚で、シンプルでミニマムなデザインを行う。父 承龍とともに、家紋を知らない世代や海外の方々へ家紋の魅力を伝えるワークショップや講演などを積極的に行っている。