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書籍情報

ギリギリの生活を続ける17人の物語

お金がありません 17人のリアル貧困生活

増田 明利著 

マスダ アキトシ 

金がないと人権もないんです…

ISBN978-4-8013-0650-9 C0195 224頁

発売:2023-05-15 判形:文庫 1刷

税込792円(本体720円+税)在庫あり

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お金がありません 17人のリアル貧困生活

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[内容]
格差社会と呼ばれて久しい現代日本。国民基礎調査によれば半数以上の世帯が「生活がやや苦しい、大変苦しい」と答えている。ところが日本では貧困の実態は見えにくい。報道でたまに炊き出しや生活相談の様子を見聞きするくらい。ギリギリの生活を送っている人も、助けを求めるのは恥と考えて黙っている場合がある。
本書ではワーキングプアや貧困層と呼ばれる人たちをはじめ、経済的に困窮している17人に取材を行った。彼らはなぜ貧困に陥り、どんな暮らしをしているのか。いつもお金の心配をして涙ぐましい節約生活を続ける中、どんな問題を抱えているのか。
生活苦にあえぐ人々の生の声から、日本の格差社会の実態を浮き彫りにするルポルタージュ。


[著者略歴]
1961年生まれ。1980年都立中野工業高校卒。
ルポライターとして取材活動を続けながら、現在は不動産管理会社に勤務。
2003年よりホームレス支援者、NPO関係者との交流を持ち、長引く不況の現実や深刻な格差社会の現状を知り、声なき彼らの代弁者たらんと取材活動を行う。
著書に『今日、ホームレスになった』『今日、ホームレスになった 平成大不況編』『今日、派遣をクビになった』『今日から日雇い労働者になった』『今日、会社が倒産した』『本当にヤバイ就職活動』『今日からワーキングプアになった』『貧困のハローワーク』『今日、借金を背負った』『今日、ホームレスになった 大不況転落編』(いずれも彩図社)、『不況!! 東京路上サバイバル─ホームレス、28人の履歴書』(恒友出版)、『仕事がない!―求職中36人の叫び』(平凡社)、『ホープレス労働─働く人のホンネ』(労働開発研究会)がある。