彩図社(さいずしゃ)は、読者の好奇心を本にする出版社です。お知らせ

書籍情報

高橋奈七永、28年の集大成!

終わりよければ、すべてパッション!

高橋奈七永著 

タカハシ ナナエ 

女子プロレス界の人間国宝

ISBN978-4-8013-0774-2 C0095 352頁

発売:2025-05-27 判形:4-6

税込2461円(本体2237円+税)未刊


終わりよければ、すべてパッション!

お近くの書店あるいは下記ネット書店でお求めください

[内容]
2025年5月24日、ひとりの女子プロレスラーが引退を迎える。
〝女子プロレス界の人間国宝〟とも呼ばれる、高橋奈七永である。
その28年にわたるプロレス人生は、まさに波乱万丈。
高校を中退し、憧れだった全日本女子プロレスに入門するも、デビュー2年目に会社が倒産。新生全女の中心選手として奮闘し、悲願のチャンピオンベルトを獲得するもケガで返上。その療養中に全女は解散してしまう。その後は新団体の旗揚げに3度関わるも、相次いで離脱。度重なるケガ、そして経営者・プロレスラーとしてのプレッシャー……精神的に追い詰められた結果、ついにはうつ病を発症してしまう。
しかし、それでも高橋奈七永は闘い続けた。
何度倒れても、その度に立ち上がり、また前に向かって進んできた。
なぜなら、それこそがプロレスラーだから……。

「格闘女神ATHENA」が生んだ伝説のユニット『キッスの世界』同窓会対談のほか、プロレスの師匠である日高郁人選手との対談も収録。希少写真も多数掲載。

読めば「パッション!」が湧いてくる、高橋奈七永28年の集大成!

[目次]
序 章 プロレスラー以前のタカハシナナエ
第一章 厳しすぎる新人生活~脱走、逃亡、再入門!
第二章 入門2年で倒産!~それでも全女は続いていく…
【パッション対談 その1】 「キッスの世界」
第三章 悲願の赤いベルト獲得!~しかし全女は解散へ…
第四章 プロレスリングSUN!~団体創設の光と影
【パッション対談 その2】 日高郁人
第五章 スターダム、栄光と挫折
第六章 SEAdLINNNG~世界一の女子プロレスを目指して
第七章 うつ病からの復活!~ロッシー小川との再会
第八章 MARIGOLD~現役生活、最後の挑戦!
【特別寄稿】高橋奈七永、山あり谷あり嵐あり(ロッシー小川)


[著者略歴]
1978年生まれ、埼玉県出身。高校を1年の1学期で中退し、1995年に全日本女子プロレスに入門。退団、再入門を経て、1996年に中西百重戦でデビュー。97年の大量離脱後は新生全女の主力として活躍した。2004年に悲願のWWWA世界女子シングル王座を獲得するも、ケガのために返上。休養中に全女が解散するという悲劇に見舞われる。その後、プロレスリングSUN、スターダム、SEAdLINNNG の旗揚げに携わり、団体の垣根を越えて数多くのトップレスラーと対戦。その経験に裏打ちされた試合巧者ぶりから、女子プロレス界の人間国宝とも称される。2024年5月、女子プロレス団体マリーゴールドに参加。2025年5月24日の代々木第二体育館大会で引退が予定されている。主な獲得タイトルに、WWWA 世界シングル王座、ビヨンド・ザ・シー・シングル王座、ワールド・オブ・スターダム王座など多数。