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書籍情報

名作文学で脳を活性化!

発声が脳に効く!
おとなの音読トレーニングBOOK

おとなの音読研究会編/生塩 研一監修 

オトナノオンドクケンキュウカイ/オシオ ケンイチ 

音読で悩みを解決しませんか?

ISBN978-4-8013-0779-7 C0081 128頁

発売:2025-06-30 判形:A5

税込1650円(本体1500円+税)未刊


発声が脳に効く!<br> おとなの音読トレーニングBOOK

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[内容]
「年を取ると、身体的・精神的な機能が低下するのは仕方ない」

と思っていませんか?
しかし、日常生活の中にちょっとした習慣を取り入れることで、その衰えを緩やかにし、むしろ活性化させることが可能なのです。

その一つが、音読です。

単に文章を声に出して読むというシンプルな行為ですが、音読には認知機能の維持・向上、口腔機能のトレーニング、そして心理的なリラックス効果まで、多くのメリットがあることが明らかになってきました。
音読は黙読と比べてより多くの脳領域を使う、とても「全脳的」な活動なのです。

音読は高齢者の認知機能の維持、口腔機能のトレーニング、さらにはフレイル予防にまでつながる、非常に実用的かつ有効な習慣です。
また、子どもの脳の発達や言語力の向上にも寄与し、年齢を問わず取り入れる価値があります。
「読むだけ」「声に出すだけ」という一見簡単な行為ですが、その背後では脳と身体が活発に働いています。

本書には、日本を代表する名著が数多く収められています。すでに読んだことのある作品や、題名や作家に見覚えのあるものも含まれているでしょう。
名著の文章は、言葉の選び方や構成が極めて洗練されており、繰り返し音読することで、自然と美しい表現も身についていきます。

ぜひ、毎朝、音読の時間を取り入れ、健やかな脳と体を保つ習慣を築いてみてはいかがでしょうか。


[著者略歴]
1969年生まれ。広島市出身。博士(理学)。
広島大学大学院博士課程修了後、慶應義塾大学理工学部助手を経て、近畿大学医学部にて認知機能の脳内メカニズムを調べる研究に従事。2025年4月独立。脳科学の知見をビジネスや生活に役立てるための講演や研修、監修などを積極的に展開している。著書に『究極脳の作り方』(彩図社、2022年)、監修者として『脳科学者がすすめる 脳が若返るスゴイおりがみ』(PHP研究所、2025年)がある。