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書籍情報

どうしてイギリス料理は評判が悪いのか?

世界の見方を変える 食文化の謎

南 直人著 

ミナミ ナオト 

食を通して世界を探究する知的冒険!

ISBN978-4-8013-0851-0 C0039 272頁

発売:2026-11-27 判形:4-6

税込1980円(本体1800円+税)未刊

世界の見方を変える 食文化の謎

[内容]
食を通して世界を探究する知的冒険!
歴史・地理・信仰・伝統……食と世界への興味がみるみる湧いてくる!


「食事は文化を映す鏡」だといわれる。
食はそこに住む人々の生活環境や歴史・文化を背景に成り立ったもので、その地域の特徴が色濃く表れるものだ。

「世界の人々は、普段どんなものを食べているのか?」
「なぜそれを食べるようになったのか?」
それらを知ることで、世界の豊かな食に触れるだけでなく、文化に対する解像度も上がっていく。

また、日本人にとって身近な食事にも、不思議はあふれている。
「なぜコンビニのおにぎりは三角形?」
「どうして日本人は『生』で食べるのが好きなのか?」
自分たちの足元である日本の食文化についても、案外知らないことや誤解されていることはある。

本書では、食文化に関する素朴な疑問を通して、世界のさまざまな地域の食を紹介するだけでなく、世界の見方が変わるような新しい視点を提供する。身近にあふれる食文化の謎を解き明かし、楽しみながら異文化理解を深められる教養書!

[目次]
第1章 世界の食事に秘められた歴史と文化
なぜ欧米ではナイフとフォークで食事をするのか?
なぜフランス料理といえば高級フルコースなのか?
「イギリス料理はまずい」は本当か?
一人の料理研究家が「イタリア料理」を作った?
なぜトルコ料理が世界三大料理の一つなのか?
「インド人はカレーばかり食べている」は本当か?
中国料理は地方によって全然違う?
なぜ東南アジア料理が日本で人気なのか?
なぜアメリカの料理といえばファストフードなのか?
アフリカ大陸にはどんな食文化がある?

第2章 食べ物の信仰とタブー
なぜ日本では米が神聖視されていたのか?
なぜ日本ではよく肉を薄切りにするのか?
なぜイスラーム圏では豚肉がタブーなのか?
なぜインドにはヴェジタリアンが多いのか?
なぜ昆虫食や犬肉食は忌避されるのか?

第3章 料理の形は変わり続ける
なぜ世界各地にカレー料理が普及しているのか?
餃子に似た料理は世界中にある?
日本の大衆中華料理は本場・中国と全く違う?
「すし」は東南アジアで生まれた?
なぜおにぎりといえば三角形なのか?
なぜ全国どこでも正月に雑煮を食べるのか?
なぜ江戸時代に和菓子が発達したのか?

第4章 食文化と栄養の不思議
なぜ日本食は海外から健康的といわれるのか?
なぜ日本料理では油をあまり使わないのか?
なぜ地中海料理は健康的といわれるのか?
モンゴルの遊牧民は野菜を食べなくても平気なのか?
なぜ極北の地で人々が生存できるのか?

第5章 食材からみる食文化の面白さ
なぜ辛い料理を食べる国と食べない国があるのか?
なぜ日本で最も消費される漬物がキムチなのか?
なぜ韓国料理に焼肉のイメージが強いのか?
なぜ日本では「生食」が好まれるのか?
なぜ東南アジアではパサパサした米を食べるのか?
「ヨーロッパでは魚をあまり食べない」は本当か?
なぜドイツの食べ物といえばソーセージなのか?
なぜドイツや北欧には黒いパンが多いのか?
食材に乏しい北欧料理に美食家たちが注目している?


[著者略歴]
南直人(みなみ・なおと)
1957年生まれ。立命館大学食マネジメント学部教授。京都大学文学部卒業、大阪大学大学院博士後期課程中退。大阪大学助手、大阪国際大学人間科学部、京都橘大学文学部を経て現職。博士(文学)。
主な著書に『世界の食文化⑱ドイツ』(農文協、2003年)、『〈食〉から読み解くドイツ近代史』(ミネルヴァ書房、2015年)、『食の世界史 ヨーロッパとアジアの視点から』(昭和堂、2021年)、『食の展望 持続可能な食をめざして』(編)(農文協、2023年)など。