ISBN978-4-88392-847-7 C0136 224頁
発売:2012-03-16 判形:文庫 2刷
税込681円(本体619円+税)在庫あり
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121(y59)t0:k0:s61;j62;(c393;o353)
[内容]
毎年、5、6月になると、恒例行事のように「入社して1ヶ月で辞めました」「思っていた会社とまるで違っていて、もう最悪です」などという挫折した新入社員たちの嘆きが耳に飛び込んでくる。
その嘆きは、多少の差こそあれ、あらゆる業界から聞こえてくるものであり、会社の規模や表向きの経営状態などからは推し量ることができないものだ。
「その会社のどんなところがひどかったのか?」
私が質問を投げかけるとさまざまな答えが返ってくる。
「職場で陰湿ないじめがある」「給料が安すぎて、生活することができない」「上司からセクハラを受ける」「月100時間の残業を強制されるが残業代はつかない」「社長が愛人と遊んでばかりで仕事をしない」「悪質商法を行っていて良心の呵責に堪えられない」
驚くべきことに、その中には誰もが知っているような有名企業の名前も少なくない。
[目次]
【事業者金融】…張り込みや尾行も仕事の1つ
【自動車メーカー】…別名は、強制収容所
【メガバンク】…必要悪だという割り切り
【リゾート物件販売】…部長の口癖は、ぶっ殺す!
【印刷会社】…土下座するのは慣れました
【先物取引会社】…机の下に潜り込んで電話掛け
【バス運行会社】…苛酷な労働環境で欝病に
【電器メーカー】…女だからの一言で片づけられて
【催眠商法会社】…良心の呵責に堪えられない!
【英会話学校】…外国人と日本人では雲泥の差
など