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文章がうまくなりたいなら,名文を写すことから始めよう!

名文を写して身につく美しい文章の書き方

彩図社編集部編 

サイズシャヘンシュウブ 

写して身につく美しい文章!

ISBN978-4-88392-894-1 C0076 80頁

発売:2012-11-30 判形:B6 1刷

税込922円(本体838円+税)品切れ

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名文を写して身につく美しい文章の書き方

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[内容]
昔からよく「文章がうまくなりたいなら名文を筆写しなさい」と言われています。現代の作家のなかにも、新田次郎氏や、吉村昭氏、浅田次郎氏、松本清張氏など、文豪たちの文章を写してトレーニングを積んだ人たちは大勢います。
「書き写す」という作業をすることで、文章のリズムや感覚は心の奥深くにも浸透してくるものです。ゆっくりと一文字一文字を書き写すことで、「読む」という作業だけでは気が付かなかった発見もあり、様々な名文の技法が見つかることもあります。
――はじめにより

[目次]
1章 名文を写して身につく みずみずしい内面描写
『檸檬』梶井基次郎/『女生徒』太宰治/『濹東綺譚』永井荷風/『こころ』夏目漱石/『小さき者へ』有島武郎/『金色夜叉』尾崎紅葉/『私は海をだきしめていたい』坂口安吾/『放浪記』林芙美子/『押絵と旅する男』江戸川乱歩/『病床六尺』正岡子規

2章 名文を写して身につく 臨場感のある情景描写
『夜明け前』島崎藤村/『それから』夏目漱石/『羅生門』芥川龍之介/『老妓抄』岡本かの子/『蟹工船』小林多喜二/『蝿』横光利一/『蒲団』田山花袋/『山寺』若山牧水/『風立ちぬ』堀辰雄/『薄紅梅』泉鏡花

3章 名文を写して身につく 魅力と味のある文体
『斜陽』太宰治/『風の又三郎』宮沢賢治/『耳なし芳一の話』小泉八雲/『山椒大夫』森鷗外/『山月記』中島敦/『蜘蛛の糸』芥川龍之介/『天衣無縫』織田作之助/『卵』夢野久作

4章 名詩を写して身につく 美しい日本語のリズム
『春と赤ン坊』中原中也/『悲しい月夜』萩原朔太郎
『あなたはだんだんきれいになる』高村光太郎/『わたしはたねをにぎつてゐた』山村暮鳥/『私と小鳥と鈴と』金子みすゞ