ISBN978-4-8013-0090-3 C0026 256頁
発売:2015-07-24 判形:4-6 1刷
税込1430円(本体1300円+税)品切れ
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[内容]
独裁国家と聞いて皆さんはどんなイメージを浮かべるだろうか。ナチスドイツのヒトラーや旧ソ連のスターリンのような冷徹な独裁者が国の富を独占し、国民の自由を奪った上でやりたい放題やっている、そういった印象を持つ方が多いだろう。
独裁国家と一口に言っても、この世の終わりみたいな国もあれば、独裁だからこそできる公共料金完全無料という日本人には夢のようなことが実現する国もある。
エボラ出血熱のニュースで騒がれているリベリア、イスラム国による日本政府への攻撃があったシリア、カダフィ政権が崩壊し新たな国づくりに動き出したリビア、ザイールが崩壊し分裂したコンゴ……。
これら全ての国を実際に訪れた旅行記を、ここに記そうと思う。日本に生きる皆さんがいかに幸せなのか、その一方で、独裁国家には備わっていて日本に欠けている部分が何なのか、この本を読んで感じていただければこれほど嬉しいことはない。(「はじめに」より)
[目次]
【法律は大統領の気分次第】トルクメニスタン
【新しい国づくりにわきたつ民衆】リビア
【鎖された独裁社会主義国家】北朝鮮
【経済崩壊! 紙幣が紙くずになった国】ジンバブエ
【厳格なイスラムの教えで成り立つ国】サウジアラビア
【賄賂と差別 アウェーの洗礼を受ける日々】ベネズエラ
【超アナログな社会主義国家】キューバ
【ソ連時代を懐古しロシアを求める国民】ベラルーシ
【規制と罰金で成功した独裁国家】シンガポール
【今だけを生きるかつての資源大国】ナウル
【賄賂を渡さなければ監獄行き】コンゴ共和国・コンゴ民主共和国
【〝世界一幸福な国〟は本当か?】ブータン
【世界で最も復興が難しい西アフリカの国】リベリア
【穏やかな中東の国がデモによって一変】シリア