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書籍情報

生きづらさが和らぐ考え方

答えのない時代を生きるために、哲学が教えてくれること

前田 圭介著 

マエダ ケイスケ 

悩み、問い続ける人のための対話で開く哲学の扉

ISBN978-4-8013-0775-9 C0010 224頁

発売:2025-06-30 判形:4-6

税込1650円(本体1500円+税)未刊

答えのない時代を生きるために、哲学が教えてくれること

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[内容]
「自分はどこまで自分のもの?」
「助けを求めるのは無責任?」
「多数派の支持=“正義”になる?」

すぐに答えが出ないモヤモヤを抱え、
不確かな時代に生きづらさを感じる人に贈る、
やさしい哲学の本!

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今は、混沌とした「答えのない時代」だとしばしば言われます。
便利さが手に入ったと同時に変化のスピードも加速し、
将来の予測はますます難しい時代になりました。

目まぐるしく変化する日々の中で疲弊し、
どこか生きづらさを感じてしまう。

どうすれば、生きづらさは和らぐんだろう?


そんな時、あなたの助けになるのが「哲学」です。
激動の時代だからこそ、少しだけ立ち止まって考える時間を作る。
それはとても豊かな時間なのかもしれません。

本書は、とある高校の哲学の授業風景を切り取ったものです。
様々な悩みに向き合う生徒との対話を通じて、
生きるためのヒントを読者の皆さんへ
お届けできれば幸いです。

[目次]
第1講 なぜ「本当の自分」を追い求めるのか?
第2講 「他者」と分かり合うことは望ましい?
第3講 「自分」はどこまで自分のものか?
第4講 「不健康に生きる権利」はあるか?
第5講 人は何に対して責任を負うのか?
第6講 民衆の意見はどこまで政治に反映されるべき?
第7講 戦争は止められない?
第8講 働くのは何のため?
最終講 なぜ哲学を学ぶのか?


[著者略歴]
社会科教員/「知窓学舎」副塾長
神奈川県生まれ。東京大学教育学部卒・同大学院教育学研究科比較教育社会学コース修士課程修了。早稲田大学本庄高等学院・栄光学園中学高等学校・早稲田大学高等学院などで講師として勤務。現在はかえつ有明中学高等学校の特別研究教員を務める他、「すべての学習に教養と哲学を」をコンセプトとした統合型学習塾「知窓学舎」の副塾長を兼任。高校「公共」「政治・経済」の教科書執筆や教材作成にも携わる。
本書が、『思考実験入門 世界五分前仮説からギュゲスの指輪まで』(星海社)に続く二冊目の著書となる。

【編集協力】東大カルペ・ディエム