[内容]
道なき道を行き、崖を滑り落ち、草藪をかきわけ、やっと辿り着いた今はなき鉄道の痕跡。
危険な鉄橋もヘンな看板も全部見た！
全国厳選20の廃線跡です。

[目次]
生保内林用手押軌道
南部縦貫鉄道
くりはら田園鉄道
東京都水道局小河内線
足尾線
信越本線
　（横川～軽井沢間）
田口鉄道
北恵那鉄道
神岡鉄道
北陸本線旧線・
　（長浜～今庄間）
北陸鉄道金名線
岐阜の路面電車
　（市内線、田神線、
　　揖斐線、美濃町線）
明延鉱山専用鉄道
大仏鉄道
信貫急行電鉄
ＪＲ可部線
　（可部～三段峡間）
同和鉱業片上鉄道
ＪＲ土讃線旧線
高千穂鉄道
国鉄宮原線

[著者略歴]
昭和52年生まれ。岐阜県在住の会社員。
小学生の頃から鉄道が好きで、中学・高校時代には、夜行列車と駅を寝床に一人で全国を巡り、列車の撮影に明け暮れる。大学に入ると、学費を稼ぐためにはじめたＪＲ特急列車での車内販売の仕事にハマり、卒業後も続ける。貸切専用の欧風客車“ユーロライナー”でのラウンジ営業も務めた。
常に珍しい列車を求めて全国を飛び回っていたが、鉄道の合理化とともに撮り鉄熱は冷めてゆき、興味は現役の鉄道から廃線へとシフトしていった。週末は三人の子供との家族サービスが中心だが、月に一度は廃線跡や廃墟、酷道などを探索する趣味の日を設けている。